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(12/06)
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MOON44(’91年米・独)

今度『2010』を監督するローランド・エメリッヒ
困ったちゃんな監督である(爆)。
この監督が認められて故郷ドイツから米国入りした
『MOON44』これから紹介します。
これ観て監督がゲ○だと気がつかない人は、バカです。
話は近未来の地球、資源が枯渇していて多国籍企業が
他の鉱山惑星の資源を輸入する時代になっていた。
企業の一つ・カーネル社は鉱山は襲われるは、運搬船は
宇宙海賊にやられるわで瀕死の重傷。
調査のためにアウトローな調査員ストーン(マイケル・パレ)を
囚人の中に潜り込ませる。
この下りまではロバート・レッドフォードの『ブルベイカー』と
似ていますが(爆)『ブルベイカー』と違うのは
『映画の趣旨がそこまで高くない(笑)』のです
だってエメリッヒだし・・・しゃーないわ。
基地で囚人+ストーンを迎えたのが責任者のリー少佐
(マルコム・マクダウェル)『時計じかけのオレンジ』は
オサーンになって復活。
砂漠の中で訓練が行われるワケですがチームワーク最悪。
鉱山惑星拠点MOON44の囚人パイロットがヘリに乗るためには
天才少年のナビゲートが必要なワケですが、
監督ゲ○ですから、暴行、自殺、小競り合い、映画だというのを
いいことにイロイロやりまくってます。
そんな中、自分のナビゲータータイラー(ディーン・デブリン)や
他の囚人と共に意外な真犯人を突き止めていく。
企業の悪は所詮企業という、某冷凍ギョーザ事件ではないけれど。
しかもだ、タイラー役のディーン・デブリン相当気に入ったのか
『パトリオット』からお抱え状態(滝汗)
公私混同ハナハダです(爆笑)
この映画劇場公開版の他に結末や途中展開の違うものなど
3つも話の違うモノがあります(汗)
日本では、にっかつが'91年2月に配給した正規版が
みれるハズですが外国いったら『結末違う』ってコトあるかも
しれません(笑)DQNです。
この監督、リメイクのセンスのなさも。
ウチの母親が父親に『映画行こう』といって
おデートで連れて行かれた映画が
『ミクロの決死圏(爆)』
むかーしの映画で人間が小さくなって人間の体内に入っていく
くらーい粘着質な映画である。
デートにこんな映画を選ぶウチのオヤジもナンセンスだが
この映画、オクラ入りさせときゃーいいのにリメイクする
エメリッヒのセンスのなさもDQNなものがある(涙)
この人のリメイクのセンスのなさは今に始まったことじゃぁない。
『GOZZILA』はCGをお絵かき帳代わりに使ったようなアフォらしさで
『ゴジラは原爆の恐ろしさから生まれた哀しみの獣』
という原作コンセプトどこ(汗)ノータリンゲーマーでももう少しマシなもの
作れるぞ。エメリッヒ。
のにやたら『人類が勝手すると破滅するぞ』という警告映画を
過去にCGボコボコ使って現実味中味薄く作ってるのが哀しい。
毎度毎度こんなのだから少しぐらいは反省するか進歩してほしいんだけど。
じゃないと作るだけオカネのムダだから(涙)。
まー唯一よかったなと思ったのが独立戦争を題材にした
『パトリオット』かもしれん、ゲ○要素はあったかもしれないが(爆)。
おとなしくCGあまり使わないでこういう映画作る方向に向いて
くれるとありがたいんじゃが、エメリッヒ。
元々SF監督だからムリポなのか。
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ストリート・オブ・ファイヤー('84米)

ブログの中で出てくるけど
『ストリート・オブ・ファイヤー』ってなんだんねん?
映画の名前です(笑)
バブリー真っ盛の年、こんな中味のない映画が
『映画ランキング1位』になってたんだから
いかにアホらしい時代だったか(笑)てのが判るかもしれん。
悪役は今もイブシ銀として活躍するウィリエム・デフォー、
ヒロインのダイアン・レインは要所要所で映画に生き残る一方で
主演のマイケル・パレって・・・(滝汗)
な状態です。
今のルックスや人柄で充分周りからの信用得てるし、
これからどの様に社会や自分を取り巻く状況
変わっていっても大丈夫、と思い込んだ
ハンサムガイの末路、後の出演作を見て、こんな哀れなもんか、
という『彼』の全盛期+唯一のヒット作がコレです(涙)
てなワケであらすじレッツラゴー
ロックバンドのヴォーカル、エレン・エイムは全米ツアーの
一つに故郷を選ぶ、そこで暴走族ボンバーズのボス
レイベン(ウィリアム・デフォー)にライブ会場から
連れ去られてしまう。
まー作られた時期が時期だけに・・・
エエ加減です・・・(汗)
ダイアン・レインの歌声はローリー・サージェントと
ホーリ・シャーウッドとローリィ・トッド。
三人も歌手使ってるんですよ(爆笑)
こんなエエ加減な口パク映画ってありかぁ?
と思ったらレイベンのアジトでポールダンス踊ってる女性は
『フラッシュダンス』であのダンスのスタントをこなした女性です。
この時代、全部『スタントがやって当然』が
まかりとおってたんでしょうねぇ。
今じゃ考えられないコトですが。
で、この街に住む姉(デボラ・ヴァン・ケンバーク)から
呼び寄せられて、かつてのエレンの元カレだった一匹狼
トム・コーディ(マイケル・パレ)が街に帰ってくるという。
そこにファッションセンスサイアクなエレンのマネージャー
のビリー(リック・モラリス)、男勝り女っけなしのマッコイ
(エイミー・マティガン)が加わってエレン奪回に向かうのだが
という安直なストーリー。
多勢に無勢の中、エレンを救い出し、復讐にやってきたレイベンとの
タイマン勝負(おい)にも勝ち、コーディーはエレンの
ライブ会場に足を向ける。
どうしても街から出て行くの?というエレンに、
コーディーはエレンにひかれながらも、
『Yeah,Do you know me?(オレのことは・・・判ってるだろ)』
ズルい男の典型なのだ。
自分じゃあシアワセに出来ないから街を去る。
あの時も今もかわらないだめんず。
マイケル・パレの為に作った映画でもあり、
今にして思えば
『こういう映画で当たってしまったのが俳優として不幸』
としか思えない(爆)
本人どうか知らんよ。
シゴト+給料さえ貰ったらエエと思ってたら
いつまでもD級映画でダラダラ人生送ってるんだろうし。
フツーに男性俳優としてカケラでもプライドあったら
そんなことしないと思うんだが・・・。
エイミー・マティガンはエド・ハリスの奥さんで演技派だし、
なんじゃかんじゃいってパレ以外は殆ど生き残ってるぞこの映画(笑)。
まぁこの頃のパレ24歳。
えええ!って思った当時。
34の間違いだろ!とも思った。
声低いしフケ顔だし、でも後に出会った彼そっくりの英会話講師は
28歳だった(愕然)。
あまりにもそっくりで最初耳まで真っ赤になって何も喋れなかったアタシだった
そっくりさんでこれなんだから単なるオバカだ。
『ジャンパー』('08年3月 TOHOシネマズ梅田)

数千年前から瞬間移動能力を持っていた人類『ジャンパー』と
彼らは歴史をゆがめる存在として抹殺にかかる『パラディン』の
戦いに嫌がおうにも巻き込まれていく一人のジャンパー・
デヴィット(ヘイデン・クリステンセン)の姿を描く。
デヴィットがジャンパーに目覚めたのは15のクリスマス。
片思いのミリーにプレゼントを贈るはずが、同級生のマークに
川に突き落とされ、氷の中に閉じ込められてしまう。
次の瞬間、彼はびしょぬれの姿で図書館にいた・・・何が起こったんだ・・・
5歳の時に失踪した母親、毎日暴力を振るう父親に
耐えられない内気な少年だった。
デヴィットは今の生活に耐えられなくなり、銀行の金庫にジャンプして
大金を手にして世界を駆け巡る悠々自適の『ジャンパー』になった。
悠々自適な生活を送っていても、心の哀しみは誰とも
分かつことは出来ない『ジャンパー』
デヴィットがそんな生活を送っていた23の時、
『この力は神にだけ許されたもの、お前たちは歴史をゆがめる。
代償を払うときが来た』
と謎の男が突然襲ってくる。
男の正体は『ジャンパー』の抹殺を企てる『パラディン』の精鋭・
ローランド(サミュエル=L=ジャクソン)だった。
このキャスティング『スターウォーズシリーズ』まんまなのですが(爆)。
がっ!
デヴィットは性懲りもなく故郷に帰り、ミリー(レイチェル・ビルソン)に
猛アタックして、
『どこでも連れてってあげるからデートしよ』などとのたまいます。
フツーあんだけ痛い目にあったら『テレポート』しないで
『飛行機のエコノミーで変装して移動』
するとか考えろ、と思うのですが長年のジャンパー生活
『そんなのカンケイねぇ(死語)』な彼には通じないようで(汗)。
案の定、おデートの最中にもう一人のジャンパー、グリフィン
(ジェレミー・ベル)に見つかるわ、ローランド追っかけてくるわ
サイアクです。
ついには警察につかまってどうしよう・・・
と思ったら、助けにきてくれたのはなんと、
長年失踪していた母親(ダイアン・レイン)だったという。
『ストリート・オブ・ファイヤー』の歌姫が母親役なのか・・・
時代も過ぎたのう。
警察を脱出した後は、やっとこさミリーに自分の正体を明かし
彼女が自分といると危険だと悟り、空港から送ります。
ようやくここまで知恵がついたのか。
そしてデヴィットとグリフィンはローランドと戦うワケですが・・・
デヴィットが自分から『逃げない』のに対して
グリフィンは『無関心』なワケですね。
同じ能力をもつ二人なんだけど。
デヴィットは心のどこかで家族や愛を求めているのに対して
捨てられたグリフィンは、それってナンだ?くえんのかよ?
としか思ってない。
共通の敵が出来たことで理解しあわないといけなくなった
という展開が出来たのが。
そしてラストのドンデン返し。
まさかこんな展開になると思ってなかった。
デヴィットにしてみれば『捨てられた』という
哀しみの根底にあったものが一番の『愛』だったという事実。
自分ではまだ、この答えは出てません。
子供の立場で考えたら『生んでくれなくてよかったのに』と思うし
母親の立場で考えたら『生かすべきかどうなのか』迷うだろうし。
事実自分がそこまでの『愛情』を受けてるかどうか疑問なのだから
コンスタンティン(05念4月梅田ピカデリー)

普通のDVDはこちらコンスタンティン [DVD]
原作はDCコミックの『ヘルブレイザー』
最初に香港で公開、それから米国カナダ公開と珍しい公開で、アタシが
見たのは春。
天国・地上・地獄は行き来できない、が実際は天使・人間・悪魔と
人間の中間の存在の『ハーフブリード』が住み着いていたという設定。
ダークファンタジーというあたりはアメコミお家芸。
主人公コンスタンティン(キアヌ・リーブス)は15の時から
タバコ・アル中で末期がん。
もーしんだらええのに(爆)
往生際の悪いコンスタンティンは
この期に及んで天国のスペシャルリザーブシートが欲しいのか
自分がハーフブリードということを悪用して
『善行つみゃぁ天国いけるんじゃー』と人を助けます。
コンスタンティンのクソひねくれた性格には
携わった『力』に対する恐れがあるのですね。
携わった力に『負けて』しまうあたり
後で紹介する『ジャンパー』にもよく描かれていますし
負けないで立ち向かう姿は先に紹介する
『デッドゾーン』に描かれています。
不意に持つことになった力についての『責任』については
『スパイダーマン3』を見れば判るかもしれません。
お酒飲めない神父の名前が
ヘネシーかっ!
日本的に訳すと『剣菱』とか『越寒梅』て苗字の神父みたいなモンだし(爆)
ムリ?話を戻す。
多分この人はルカの福音書16章1-12
『不正な管理人のたとえ』を違った方向に考えたんだと思います(爆)。
やってるコトに『何の良心もない』あたり、
『ラクダが針の穴通るより天国入るのがムリポ』
な男をマジで地で行きます(爆)。
そんなジコチューなことやってるモンだから
『白い魔女』失礼、天界のハーフブリード、ガブリエルが
『バッコバコタバコ吸いまくって死ぬくせに甘えんな』
と叱りにやってきます(笑)。後から判るのですが
『こんなジコチュー人間でも悔い改めたら天国いけるのバッカバカシー(怒)』と
彼女は思ってたんでしょう、いやアタシでも思いますけどね、はぁ。
そんなとき、ルシファー(ピータ・ストーメア)の息子が
『人間界を支配したい』とのたまったもんだから
『じゃぁうりとばしてやってもいいわ』ってコトになったんじゃないでしょか。
そのルシファーの息子が出てくるのには
イエス様の血と、ハーフブリードの能力の強い女性:アンジェラが
必要だったと。
で、コンスタンティン、地獄に行ってアンジェラの双子の妹・
イザベルを救うべくレッツラゴー。
ルシファーは息子の失態を知らんかったもので、さっさとイザベルを
渡してしまいますが、コンスタンティンを気に入っちゃったのか、
彼の肺からニコチンワシズカミにして持ち帰っちゃいます(爆笑)
最後はティルダとストーメアのはずかしい水掛け論を
キアヌがガムカミカミしながらみてるアホらしい展開。
あのさ、キアヌ、だからルカの16章のたとえは
『抜け目ない人になりなさい』という意味じゃぁないんだってばさ。
それを通じて役にたたないと。
で、ギモンに思ったのだけど、彼をずっと慕ってたチャド。
アレもハーフブリードだったんじゃないかと思うんだが。
何回も映画みてたワケじゃないんだけど。気のせい?
陽だまりのグラウンド('02 4月 梅田ピカデリー)

『どこがエエのか今ひとつ判らん』
役者の一人がキアヌ・リーブス(笑)
といっても某クルーズのように
カンに触る自意識過剰ナル男じゃぁない。
360度ナチュラル男(爆)
役者なのに
『他人にどー思われてもえーわー』と
ルックスにかける自意識
多分、ない。
でなかったら初来日の『ハートブルー』で
アナボコスニーカーにボロジャケ着て
記者会見臨もうとして、先日お亡くなりになった
共演者のパトリック・スウェジに
『ぬわんだぁぁ!そのカッコは!着替えて来い(激怒)!』
と怒られなかったと、思う(笑)
『ザ・ウォッチャー』の連続殺人鬼の役は
ミスキャストの極みだ(涙)
本人、太りやすい体質なのはあのカーチャンみて
お判りの通りで(爆)。
オデブでニキビだらけで、ぬぼーとした
ただのしまりのないオサーンになっていた・・・
どこが連続殺人鬼なんだろう・・・
ゲソゲソに痩せたほうがよかったんじゃないか・・・。
キアヌちゃんというより、きたな・りーぶす
けあな・りーぶす・・・
そんな彼が
『身も心もしきしまってカッコよくなった』のが
あの『マトリックスシリーズ』
その『マトリックス』撮影中に撮影した映画が、
前置き長くなったけど、今回撮影した
『陽だまりのグラウンド』
『マトリックス』は
なんつーか、1以外は・・・どうでもええ展開になったというか・・・ので
キアヌの作品とりあえずコレいっときます。
他にも掘り出しモノ沢山ありますが(笑)。
キアヌ演じるコナーはギャンブル+酒びたりで
借金返済の為に低所得者地域で
黒人少年野球チーム『キカンバス』のコーチを
週500ドルで引き受けることになる。
へ?ボクはお酒もギャンブルもしねーしカンケーねぇ?
女ひっかけてたらウソツキの二枚舌だったら同罪ですがな。
話を戻す。
この話のコナー、『わかっちゃいるけどやめられない』と
グーダラ。
この少年たち+取り囲む環境がヒトクセもフタクセもある。
野球をすることで全て救われてるのを身にしみて感じる
コナーなんだけど、この男ツメが甘い。
何かあったら『逃げよう』と思ってる。
子供たち教えてるのにまだギャンブルやめられないんだな。
女ひっかけたりウソツキやめられないのと一緒だぞ。
あるとき、コナーギャンブルに大勝するんだけど、
これでまた勝ったら、借金一気に返済できんじゃねーか
とか思うんだな、甘いンだけど。
そんなのコドモたちには何もいわなくてもお見通しなワケで。
『いっちまえ、オマエなんか』
激しい葛藤の末、結局は戻ってくる。
現実のヨワッチイ男性だと
『はい、サヨウナラ』とお金もらえる方にいくんだけどね。
これがドラマにも人生の転機にもならんワケで。
その後、プロ野球を一度も見たことがない皆を
球場につれていくキアヌがなんともいい。
でも神様はそこにまた辛い試練を与えるワケで・・・
この試練は、多分、オバマさんも感じていたことだと思うのだ。
『当たり前に感謝できない人間が不幸』
そんな映画でもありました。
ま~といいつつアタシの周りには
『アタシ当たり前に感謝してるんです~』という
大ウソツキがいるもんで困り者ですね。
感謝はホンネでしないとね。