NEW ENTRY
(12/06)
(12/06)
(11/27)
(11/27)
(11/27)
[PR]
デッドゾーン'(_'78年)

『デッドゾーン』ても深夜にやってるTVシリーズじゃぁ ないっすよ、念のため。
今はおかしなオッサンやブチきれた刑事・三流脇役ばっかりやってる
クリストファー・ウォーケン(汗)
既に70近いんじゃないでしょか。
彼といえば、ヴェトナム戦争で取り残されロシアンルーレットの
餌食になってボロボロになる狂気の兵士を演じた
『ディア・ハンター』で知られてますが、今回は
幻の名作『デッドゾーン』の紹介です。
タマに深夜にやってたりするんですけどね。
クリスチャンの方にはオススメです。
絶望のカタルシスは。
立ち直れなかったらごめんなさい
(先にあやまる)。
ホラーだめといいながらこれは
例外
キング・オブ・ホラーの原作者+監督が手がけてるのにか?
といわれててもだよ(爆笑)
ホラーってより『哀しさ』全面。
高校教師のジョニー(ウォーケン)は交通事故にあって
奇跡的に意識を回復するも、婚約者のサラ(ブルック・アダムス)は
彼が死んだと思って他の男性とケッコンしていた(号泣)
まってやれよ!っても五年も昏睡状態だったんだもんな・・・
折角よみがえって、彼女の豪邸訪ねていったらケッコンしてた。
この時扉越しに、ウォーケンが蒼い瞳にずっと涙ためてもたれかかってる
シーンがある。
その時からジョニーは過去と未来を透視できる能力がついてしまった
ことに戸惑い、現実からますます遠ざかってしまう。
さらに自分が透視した未来によって現実を変えることが出来ることを
知ってしまったジョニーは・・・
サラが選挙運動を手伝った上院議員(マーティン・シーン)が
大統領になり核ミサイルを作る未来をみてしまう・・・
愛する彼女を歪んだ未来から救いたいと、理解されないのも
百も承知で向こうの家に乗り込んでわめくウォーケン。
その間にも予知能力はたらいては発作はおきる。
この時のウォーケンの演技は鬼気迫る。
ヘタなヒーリング映画真っ青だ
ウォーケン、さすがなのだ。
『中にある理解されない哀しみ』を当時演じさせたら
ピカ一だった。
これが『ホラーチック』といわれて可笑しい方向にいったのが
惜しいのだけど(涙)。
で、最後の最後。
『愛する人は救えても、自分自身は救えない』
理解されなくてもそれでもよかった。
このエンディング、ウォーケンの映画ならこれです。
PR
- トラックバックURLはこちら